猛禽類の幼鳥を間近で見たのは初めてのことだった(←興味がありましたら、ひとつ前の記事も読んでやって下さいまし 笑)。
あの日以来、ママ鳥からはぐれて彷徨うチビの姿が頭から離れず、ふとした拍子に思い出しては気を揉むようになってしまった。
《親鳥に会えただろうか?》
《ちゃんとエサにありつけているだろうか?》
心配したってどうすることもできないじゃないか、と自分に言い聞かせてはみるのだけれど、やっぱり思い出してしまう。
で、またノコノコと、あの農家の敷地に覗きに行ってみることにした。
もうそんな所にいるわけがないと頭の半分では分かっていても、分かっていない半分がケシカケてくる、探せ探せ!と。
敷地には柵がない。それをいいことに、他人(ひとんち)の家なのに奥へ奥へと入りこんで行った。
やっぱり見つけることができずガックリきた。
だが、その一方ではホッとしている自分もいたのだ。
決心がついた。さっ、かえろ。
Uターンしようとしたそのときだ。
何かピカっと光る物が目の端っこにひっかかったような気がした。
そっちに目を向けると‥‥。
わっ! な・な・何これ。
これは、でかい! 野球のグローブほどもある大きさだ。
大きいだけではない。金色に輝いている。
私にはキノコの知識などこれっポチもない。帰宅するとすぐにインターネットでキノコの画像集をチェックしてみた。
残念ながらこれにあてはまるようなキノコを見つけることはできなかった。
もしかすると、あの日みたこの↓チビが、誰かに魔法をかけられて、こんなキノコにされてしまったのだろうか? (^_-)-☆